京都府宇治市の永代供養墓のある墓地

デザイン墓石に関心がありますが


デザイン墓石を建てる際の注意点

京都では、まだまだ少ないようですが、神戸や大阪を中心にデザイン墓石を建てる方が増えてまいりました。

デザイン墓石を建てようとお考えの方は、石材店の担当者の経験値によってデザインが確定するまでの流れが大きく変わってしまうようです。

あまり良い事ではありませんが、やはり石材店(担当者)のセンスに大きく影響を受けてしまいます。

多くの石材店では、このような問題を解決するために、デザイン墓石をいくつか展示していたり、デザイン集などの冊子を用意しているところもあります。

展示場では素敵に見えたのですが、実際に墓地で建っているところを見て「他と比べて、極端に背が低くて貧弱な感じが・・・」という事があってはいけません。

デザイン墓石に限らず洋碑をご検討の方は、あらかじめ区画周辺の墓石をチェックしておく必要がございます。

石材店の担当者との打ち合わせの際には、両隣りや近辺の環境(墓石の形・背の高さ・石の色・彫刻されている文字)も考慮して進めていただければと思います。


どのような文字を彫刻するかで・・・

筆者は、墓石に彫刻する文字につきましては、墓石の形(デザイン)と同等に重要と考えています。

石材店との打ち合わせの際には、墓石の形や材質を決めてから、最後に彫刻する文字をお聞きする場合が大半です。

特に墓石正面に彫刻する文字の場合は、「文字数」や「言葉の意味」の他に「縦書き」が合うのか「横書き」が似合うのかで、棹石(一番上の文字を掘る石)の縦横比が変わってしまうと思います。

彫刻したい文字が、あらかじめ決まっている方は、一番先に担当石材店へ伝えておかれる事をおすすめいたします。

文字が一番引き立つ形にできれば、それが何よりだと考えます。


執筆
有限会社オフィス石太郎
店長 柳田貴人
京都市南区西九条蔵王町11
電話 075-693-7345
URL  http://www.ishitaro.jp/